間違いなし!70種類飲んだ日本酒好きが選ぶ初心者におすすめ12選

日本酒70本

日本酒は銘柄が1万以上もあり、特に飲み慣れていない方はどれを選べばいいか迷うでしょう。

どうせ飲むなら自分に合ったおいしい日本酒を見つけたいですよね。

そこで今回は70種類の日本酒を飲んでみた日本酒好きの私が、味やタイミングなど、初心者の方々にもわかりやすい様にシーン別に分けて、おすすめの日本酒をご紹介していきたいと思います。

ぜひ参考にしてください。

1.日本酒のツンとした感じが苦手な方におすすめ!

1-1甘酒のように甘くて飲みやすいにごり酒「生もとにごりの上善如水 純米」


米どころ新潟で1855年に創業、164年の歴史ある蔵元が白瀧酒造です。この蔵元の有名銘柄に「上善如水」があります。中国の哲学者老子の言葉「上善如水」から名前を付けた日本酒です。水の様にピュアな日本酒が造りたいそんな思いから生まれたのが白瀧酒造の上善如水です。

そんな白瀧酒造が冬季限定で販売するのがこちらの「生もとにごりの上善如水 純米 」となります。にごり酒と昔ながらの生酛仕込みの要素をかけ合わせた新しいタイプのにごり酒と言うのが蔵元の説明。

生酛仕込みなので少し酸味がありますが味わいは甘口で仕上がっているため甘酸っぱく感じます。アルコール度数もかなり低めで日本酒と言うよりは乳酸飲料を飲んでいる感覚です。女性に人気があるのもこのあたりが理由の1つかもしれません。

蔵元:白瀧酒造㈱(新潟県)公式ページはこちら→
製品:生もとにごりの上善如水 純米 720ml
価格:1.274円(税込)
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1-2. まるでシャンパンのような「七賢 スパークリング」

山梨銘醸は営業、経営を全般に担当されている兄の北原対馬さんと杜氏を担当する弟さんの亮庫さんのご兄弟で運営されている蔵元です。同蔵の「七賢 大仲屋」はANAファーストクラスで提供された事でも有名で何かと話題の蔵元でもあります。

原料である水は日本名水百選にも選ばれた南アルプスの天然水、白洲の水を使用し自分達が作りたい酒ではなくお客様が求める質の高い酒を造りたいそんなコンセプトのもと品質の高い酒造りを目指しています。

そんなふたりが「ブドウで造るスパークリングはあるのになぜ米のスパークリングはないのだろう」と考え試行錯誤のなか5年の歳月をかけて造り上げた日本酒が「七賢スパークリング 山ノ霞」です。日本酒でしかたどり着けない発泡性日本酒になりましたと言うのが、おふたりの言葉。

口に含んだ時に炭酸系のぷちぷちとしたはじける泡が口の中に広がりとても爽やかにスッキリと飲めるタイプです。いかにも日本酒というお米の濃い味わいや香りが苦手と言う人には入門編としてこちらの日本酒は飲みやすくておすすめです。

伝統的な酒造りの技を生かしながら瓶の中で二次発酵させるというワインの様な日本酒なので、栓はワイン同様コルク栓、開栓した時にはさながらシャンパンを思わす発泡感があり、きめの細かい泡とフルーティーで豊かな香りは贅沢なひとときをつくりあげてくれます。

蔵元:山梨銘醸㈱(山梨県) 公式ページはこちら→
製品:七賢スパークリング 山ノ霞 720ml
価格:1.944円(税込)
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2.甘くてフルーティーな日本酒なら

2-1パイナップルのように甘酸っぱくジューシー「鳳凰美田 ブラックフェニックス 純米吟醸」

1872年に創業され147年の歴史がある栃木県の老舗蔵元である小林酒造の特徴は、全量吟醸仕込みで丁寧に醸されている日本酒です。そしてその代表銘柄が「鳳凰美田」となります。

JAL成田ファーストクラスラウンジで振る舞われている日本酒としても有名で味には定評がある「鳳凰美田 純米吟醸 Black Phoenix」です。

初めて飲んだ時その甘酸っぱさと白ワインの様なコクのある甘みに驚いた1本です。

開栓と同時に香りたつパイナップルの様な香り、酸味が強いのかと思いきや口に含んでみるとコクのある白ワインの様な甘みと旨味が感じられ日本酒でこんな味わいを楽しめるのかと感動しました。

日本食に合わせるのはもちろん美味ですがチーズや生ハムなどと合わせても良くおしゃれに日本酒を飲んでみたい。そんな場面にピッタリです。

蔵元:小林酒造㈱(栃木県)
製品:鳳凰美田 純米吟醸 Black Phoenix 720ml
価格:1.944円(税込)
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2-2白桃やマンゴーの果実系の甘みと酸味のバランスが絶妙でフレッシュ「寫楽 純米酒」

福島県の宮泉銘醸が醸し出す丁寧で繊細な日本酒が「寫楽 純米酒」となります。2014Sake Competition純米酒部門第1位、2015Sake Competition純米酒部門第5位の輝かしい実績のある日本酒。

地元福島にこだわり酒米は福島の酒造好適米「夢の香」を地元農家と契約栽培して使用、酵母は福島県の「F7-01」を使い造り上げる酒造り一つ一つに丁寧なこだわりを惜しまない。

白桃やマンゴーの様な果実系の甘みと酸味のバランスが絶妙でフレッシュな甘口です。口の中にまとわりつくような甘味とは違い口の中でサラッとして食事の味を邪魔せず、すっきりと楽しめるのが特徴。

香りはさほど強くはありませんがグラスを近づけた時のほのかな香りがよく、とても飲みやすいと感じていただける日本酒だと思います。

蔵元:宮泉銘醸(福島県) 公式ページはこちら→
製品:寫楽 純米酒 1800ml
価格:4.860円(税込)
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3.食中酒に抜群!

3-1究極の食中酒と呼ばれる「伯楽星 純米吟醸」

1873年創業、宮城県大崎で146年続く蔵元。土井晩翠作詞・瀧廉太郎作曲による有名な「荒城の月」その作者土井晩翠がこよなく愛した酒としても有名な「愛宕の松」は代表銘柄です。

その新澤醸造店が醸し出すのが「伯楽星 純米吟醸」で、日本酒の新しいあり方を確立し究極の食中酒を造る、そんな思いが込められた日本酒であります。

2011年に起こった東日本大震災により蔵は全壊の被害を受け製造部門を三木本北町から川崎町に移転。水源を維持するため周囲の山々も購入し日本酒造りに力を入れている。

食事を引き立たせるただそれだけのために醸すというその味は、口に含んだ時に少しだけバナナの様な香りを感じるが重くなく軽い感じで飲める。

味わいは甘味よりは酸味が感じられ柑橘系の果実を思わす様な爽やかでスッキリとした後味が特徴。どんな料理とも合わせやすい日本酒と言える。

蔵元:()新澤醸造店(宮城県)
製品:伯楽星 純米吟醸 720ml
価格:1.620円(税込)
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3-2食事の味を邪魔しないバランスのとれた、あわせやすい「田中六五」

日本酒の酒米と言えば「山田錦」が有名ですがその山田錦の生産地でもある福岡県糸島市にある蔵元が白糸酒造です。勿論使われている酒米は糸島産山田錦。

JR九州七つ星に採用されたことでも有名な福岡県の白糸酒造が醸し出す「田中六五」は、口元にグラスを近づけると静かに香る吟醸香が上品です。

酸味や甘味が突出することなく、とてもバランスが取れたさっぱりとした優しい味わいだからこそ、どんな食事とも合わせやすい。豪華列車の旅で食事のおともに選ばれる理由が納得です。

蔵元:㈲白糸酒造(福岡県)公式ページはこちら→
製品:田中六五 720ml
価格:1.620円(税込)
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4.おしゃれなホームパーティーで使ってみたい、そんな日本酒なら

4-1.スポーンと言う開栓時の発泡感が宴を盛り上げる「風の森 ALPHA TYPE1

奈良は日本酒発祥の地として知られています。その奈良の地で1719年に創業され300年の長きに渡り酒造りを続けてきた由緒ある蔵元になります。

また、その伝統に甘んじることなく常に新たなチャレンジを試みており発酵由来の炭酸を含んだ日本酒「風の森」は発売以来、日本酒ファンの心をつかんで離さない人気銘柄になっています。

そんな風の森シリーズの中からおすすめなのが「風の森 ALPHA TYPE1」になります。アルコール度数は14度と日本酒にしては低めに抑えられており、この酒蔵得意の生原酒で仕上げています。

まず、このお酒開栓時に発酵由来の炭酸が含まれておりますので気を付けながら開けて下さい。私は失敗して栓がスパーンと天井まで飛んでしまいました。

加熱処理されていない生原酒ゆえの果実の様な香りとフレッシュさに衝撃を受けた1本です。酸っぱすぎず甘すぎず、甘みと酸味のバランスが丁度良く何杯でも飲めてしまいそうな飲みやすさが魅力。

生の原酒ですから日本酒本来の旨味も味わえ、なのにアルコール度数は低めですから初心者の方にも楽しんでいただけるそんな日本酒です。飲み過ぎてしまわないよう気を付けましょう。

日本食以外の洋食にも合わせやすいのでホームパーティーの主役になれそうな1本です。

蔵元:油長酒造㈱ (奈良県) 公式ページはこちら→
製品:風の森 ALPHA TYPE1 720ml
価格:1.242円(税込)
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4-2ワイングラスが良く似合う「醸し人九平次 「Le K」(ルカー)・VOYAGE(ボヤージ)」

15代目蔵元の久野九平治さんがパリのイベントに参加した時のこと現地のお客さんから自分たちの日本酒を「手作りの味がする」と褒められとても嬉しかった、同時に大量生産が絶対ではなく丁寧な手作りにこそ評価が与えられるのだということを改めて教えられたと言います。

そして「ワインはブドウから造るのになぜ日本酒は米から作らないのだろう」と言う疑問から自社で田んぼを取得し自社栽培米も造り始めました。醸し人九平次のこだわりは「米」この米が生む日本酒が今海外でも大人気です。

そんな九平次シリーズの中からご紹介したいのが「Le K」(ルカー)・VOYAGE(ボヤージ)です。アルコール度数14度と日本酒としては低めの造りでスッキリと爽やかに飲める日本酒です。

この日本酒を始めて飲んだ時の感想が「これ、日本酒?白ワインだよ」でした。日本酒だと思えないくらいスッキリとした飲み口と適度な酸味は、ドライな白ワインを思わす味わいで本当に驚きを隠せませんでした。

山田錦を使って醸しているのでお米の旨味、甘味はもちろんありますが生原酒らしい発泡感もありお寿司等の日本食と合わせるのもいいのですが、サーモンマリネやローストビーフと言った洋風のパーティー料理にもピッタリなのでホームパーティーにワイングラスでおしゃれに演出してみるのもいいかもしれません。

蔵元:㈱萬乗醸造(愛知県) 公式ページはこちら→
製品:醸し人九平次 「Le K」(ルカー)・VOYAGE(ボヤージ) 720ml
価格:1.944円(税込)
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5.ちょっとホッコリするかわいいラベルで選ぶなら

5-1.シーズンごとにキュートなラベルが魅力の「仙禽」

夏に発売された仙禽「カブトムシ」そして毎年冬の恒例にごり酒の「雪だるま」と、飲む人においしさと共に楽しさを届けてくれるのが栃木県にある蔵元せんきんです。

遊び心がたまりません。こんなかわいいラベルの日本酒なら飲みながらの話題にも事欠かなそうです。

見た目がかわいいだけではなく味も確かなのが「仙禽」シリーズの特徴です。この「仙禽 雪だるま」は純米大吟醸で醸した活性のにごり酒になります。ただの純米ではなく大吟醸で醸しているという所がまず驚き、そして活性だという事。活性ということは火入れをしていない生の状態で瓶詰しており瓶の中で酵母が生きています。

生酒ならではのフレッシュな生きた旨味と大吟醸の何とも言えない口当たりを味わえるのが醍醐味です。アルコール度数も13度と低めに造られていますので初心者でも大変飲みやすいお酒と言えます。

蔵元:㈱せんきん (栃木県) 公式ページはこちら→
製品:仙禽 雪だるま 1800ml
価格:3.542円(税込)
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5-2.愛嬌たっぷりクジラの絵柄「酔鯨 特別純米酒 しぼりたて生酒」

くじらのラベルでお馴染みの酔鯨酒造は、1872年創業、147年の伝統ある酒蔵。酒造りに欠かせない仕込み水は平成の名水百選にも選ばれた鏡川の上流域、土佐山地区の湧水をこだわって使用しており軟水仕立ての飲みやすい日本酒造りを得意としている。

「酔鯨」のシリーズは多彩でそれぞれに特徴があり、どれも飲みやすいのですがこの「酔鯨 特別純米酒 しぼりたて生酒」は年初めに仕込まれた純米酒を生のまま瓶詰する季節限定の搾りたて新酒となります。

加えて酒米を55%まで磨き上げる特別純米仕立てのため非常に飲みやすいのが特徴です。口に含むとさらりとしているのにとろみもあり、甘味があるのにスッキリとしている。

フレッシュで飲みやすい、それでいて物足りなさは感じず、しっかりと米の旨味が感じられる喉ごしの良い日本酒です。冷蔵庫で冷やして冷酒で飲みたい日本酒です。

酔鯨酒造が考える日本酒の在り方とは、「しっかりとした食中酒としても楽しめる1本」土佐料理の醍醐味である鉢皿料理で仲間と楽しい宴を囲むそんなシーンに合わせ日本酒造りを目指している。

蔵元:酔鯨酒造㈱ (高知県) 公式ページはこちら→
製品:酔鯨 特別純米酒 しぼりたて生酒 720ml
価格:1.242円(税込)
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6.大切な方への贈り物におすすめ

6-1高級感あふれる木箱に入った獺祭

日頃の感謝を込めて日本酒が好きな方へ何か贈りたいそう思った時に選んで間違いがないのが獺祭ではないでしょうか。この銘柄を知らない人はいないくらい日本でも海外でも有名な日本酒の1つです。

二割三分という獺祭ならではの究極の磨きをかけた雑味のないまろやかで品のある口当たりはやはり右に出るものがいないくらい素晴らしい日本酒と言えるでしょう。

グラスを近づけた時に香る品のある甘い香り、口の中に含むと他では味わえないくらいのトロリとした口当たりと何とも言えない甘味。ゴクリと飲み終えた後にも口の中に広がるフルーティーな香りは二割三分まで磨き上げたからこその上品な味わいと言えるのでしょう。

獺祭の中でも「獺祭 純米大吟醸 磨き二割三分」は最高品質の日本酒なので日本酒好きなら必ず喜ばれるそんな一品となるでしょう。

蔵元:旭酒造㈱(山口県) 公式ページはこちら→
製品:【木箱入】獺祭(だっさい) 純米大吟醸 磨き二割三分 感謝木箱 720ml
価格:5.400円(税込)
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6-2世界1の称号を持つ日本酒【木箱入り】

日本酒を贈る時にはやはりその品質を一番気にすることでしょう。こちらの「東光 純米大吟醸袋吊り」も獺祭に引けを取らないくらい品質の高い日本酒です。

世界最大規模のワイン品評会「インターナショナルワインチャレンジ2018」のSAKE部門の純米大吟醸酒の部の部おいて「東光 純米大吟醸袋吊り」が銀メダルを獲得。

また過去にはインターナショナル・サケ・チャレンジ2016 金賞受賞・インターナショナル・サケ・チャレンジ2013 金賞受賞と言う輝かしい受賞歴がある日本酒です。

1801酵母が使われているため華やかなリンゴの香りと手間暇かけた「袋吊り」と言う一切搾りをかけずに滴り落ちる雫を集めて瓶詰する方法により口に含んだ時に、澄んだ雑味のない品のある口当たり。

大吟醸でも純米で造られているので、お米のボリューミーはそのままに飲み応えが感じられる一品となっています。贈る側も自信をもって贈れるそんな日本酒を嬉しい木箱に入れてのお届けです。

蔵元:㈱小嶋総本店(山形県) 公式ページはこちら→
製品:【木箱入】東光 純米大吟醸袋吊り 720ml
価格:5.400円(税込)
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まとめ

ここまでいろいろなシーンに合わせた日本酒をご紹介して参りました。

友人たちと楽しく語らいながら飲むのにはこんなお酒がいいのではないか、お世話になったあの方へのお礼の品にはこんな日本酒がいいかもしれないなど思い当たる場面はありましたでしょうか。

今回ご紹介した日本酒は日本酒初心者の方にでもお試しいただきやすく、また酒販店やインターネットでも比較的求めやすいものを選んでご紹介してみました。

みなさまにとってのおすすめの一品が見つかったようでしたら幸いです。

※香り、味の表現は、あくまでも個人的な感覚での表現となり全ての方がそのように感じると断定するものではありません。
※日本酒の在庫等の調査は記事掲載時のもので欠品、終売に関しては各店舗へのお問合せをお願い致します。