女性の肌の悩みはつきませんが皆さんはどんな肌のお悩みをお持ちでしょうか。
各有名化粧品メーカーからは季節ごとのラインナップが次々と販売され選んで使う方も種類がありすぎてとても迷ってしまう、自分にどんな化粧品が合うのかわからない・・・そんなお悩みはないでしょうか?
今はプチプラと呼ばれるドラッグストアなどで気軽に購入できるお手頃価格のものから1本何万円もするような海外ブランドの化粧水まで千差万別です。
ここでは最近かなり注目されていて話題の日本酒化粧水を取り上げてみたいと思います。
豊富なアミノ酸をはじめとしたお肌に良い成分がたくさん含まれているという日本酒化粧水は大手酒造メーカーを始め蔵元こだわりの1本など、日本酒化粧水1つとっても豊富なラインナップです。
ドラックストアでも購入可能なもの、メーカー直販でも購入しやすいもの、価格帯もお手頃価格でデイリーケアに最適なものという条件で選んでみました。
どれを使おうか迷われているはぜひ参考にして見てください。
目次
1. 意外に沢山ある、酒造メーカー販売の日本酒化粧水
日本酒化粧水と一口に言っても、ドラックストアで手軽に購入できるものから、酒造メーカー直販の少し値段のはるものまでとてもたくさんあります。購入したいと思ってもサンプルを手にとって少しなじませるくらいのお試しでは、どの商品を選んでいいのか迷ってしまう。肌に直接つけるものだから慎重になったりもしますよね。
そこで今回は近くのドラッグストアでも手軽に購入できるタイプの化粧水3本と酒造メーカー直販のこだわり化粧水3本を取り寄せ実際、使用した使い心地などをレビューします。
使用した化粧水は、誰もが聞いたことがある大手酒造メーカー3社の日本酒化粧水3本と老舗の蔵元がこだわり抜いて作った日本酒化粧水3本の計6本です。
・使い心地を確かめるため1日1種類、計6日間使用しました。
・洗顔後の肌と手の甲に使用しました。
・日本酒化粧水以外(美容液・クリーム他)は何も使用せずに1日過ごしてみての感想です。
それでは1本ずつ見ていきましょう!!
2. 人気上昇中、酒造メーカーの日本酒化粧水6選
それでは、実際に試してみた6種類の化粧水を紹介いたします。
2.1. 菊正宗 日本酒の化粧水【菊正宗酒造】
酒造名:菊正宗酒造株式会社
商品名:「菊正宗 日本酒の化粧水」
容 量:500ml
価 格:799円(税込)
ドラッグストアでの購入:OK
基礎化粧品がなかったそんな時代日本酒で肌を整えていた。そんな知恵から生まれた誰もが知っている菊正宗酒造より発売されている日本酒化粧水です。
大容量の500mlなので惜しみなくボディーケアにも使用できます。この1本になんと日本酒1升(1.8L)分のアミノ酸が濃縮されており、柔らかい日本酒の香りがします。
テクスチャーはサラリとしておりべとつく感じはありません。ですが、つけた後はしっとり感が何となくある感じ。
肌につけると浸透力があるのか、ぐっと肌に馴染んでいくのがわかります。つけた後、時間が立っても乾燥などは気にならず1日中、保湿力があることを実感。
冬場の感想が気になるときにはコットンにたっぷりと含ませてコットンパックをするとより一層しっとり感が増し湿効果が得られそう。
成分の中にプラセンタエキスが含まれているのも30代女子には嬉しい限りです。
2.2. 白鶴 大吟醸のうるおい美白水【白鶴酒造】
酒造名:白鶴酒造株式会社
商品名: 「鶴の玉手箱 薬用 大吟醸のうるおい美白水」
容 量:500ml
価 格:999円(税込)
ドラッグストアでの購入:OK
ブルーの背景に白い鶴が飛ぶマークでおなじみの白鶴。その白鶴から販売されている日本酒化粧水が「大吟醸のうるおい美白水」です。
この日本酒化粧水は潤うだけでなく、美白有効成分配合の高保湿美白化粧水だというのがメーカー白鶴の説明です。
使用されている日本酒はただの日本酒ではなく白鶴の純米大吟醸酒『翔雲』使用した贅沢な1本。
美白成分トラネキサム酸と漢方では肌を根本から整える働きがあると言われているヨクイニンエキスが配合されておりつけたときにしっかりとした使い心地が感じられるます。
こちらも500mlと大容量なので全身にたっぷり使えて嬉しい。冬の感想が気になる季節はもちろんだが、美白成分が配合されているとのことなので日焼けが気になる夏場にもおすすめ!!
保湿系化粧水特有のベタッとした感じはなくそれらに比べるとさっぱりとしたつけ心地がいい感じ、その後は次第にしっとり感が保たれてこれ1本で1日過ごしても乾燥は気にならなかった。
2.3. 日本盛 日本酒のたっぷり保湿化粧水【日本盛】
酒造名:日本盛株式会社
商品名:「日本酒のたっぷり保湿化粧水しっとり」
容 量:550ml
価 格:972円(税込)
ドラッグストアでの購入:OK
兵庫県西宮にあり大関、白鷹と並ぶ大手日本酒酒造メーカーです。昭和62年「米ぬか美人」洗顔料で化粧品分野へ進出しコスメへの注目が早い酒造メーカーでもあります。
この日本盛さんが作っている日本酒化粧水が「日本酒のたっぷり保湿化粧水しっとり」です。
カミツレ花エキス、ダマスクバラエキス、ノイバラ果実エキスなどの11種類の植物・果実由来成分をこれ1本に詰め込んだ大容量サイズの高保湿化粧水です。
他の日本酒化粧水は手に取ると日本酒の香りがするものが多いのですがこちらはバラの香りがします。
使われているバラはクレオパトラも愛したと言われて名高い「ダマスクバラ(ダマスクローズ)」です。
特にダマスクバラエキスは、古代から薫り高いバラとして知られており、海外では香りだけでなくローズウォーターとして化粧水にも使用されており収斂作用があると言われています。
そのダマスクバラをブレンドして作られた化粧水は手に取るとほんのりとバラの甘い香りを放ち心癒されます。
その他、10種類の植物・果実由来成分を配合した保湿力、整肌効果に優れた高保湿化粧水です。
550mlと大容量なのでお風呂上がり全身のケアに使用するのもおすすめ。全身バラの香りに包まれるのは女性なら心くすぐられるでしょう。
他の日本酒化粧水と比べると”しっとり”をうたっているだけありトロッとしたテクスチャーでどちらかというと乳液に近い感覚。
べとつき感はないので、しっとりした保湿力は欲しいけどベタベタするのはイヤという方にぴったりかもしれません。保湿力も夏場ならこれ1本でも大丈夫と思わせるしっとり感が魅力です。
2.4. 大関 蔵元発 灘 化粧水【大関】
酒造名:大関株式会社
商品名:「蔵元発 灘 化粧水」
容 量:150ml
価 格:1,080円(税込)
ドラッグストアでの購入:NG
「ワンカップ大関」のネーミングでおなじみの酒造メーカー大関が作る日本酒化粧水「灘」です。
大関の「純米酒」を配合、十八番の米ぬかエキスも配合され、お肌にやさしい化粧水をコンセプトにしっとりとしたテクスチャーの日本酒化粧水に仕上がっています。
つけるとお肌にぐんぐん浸透する感じは、純米酒、加水分解コラーゲン、ヒアルロン酸ナトリウム等の保湿成分が、お肌にたっぷりと水分と潤いを与えるからなのでしょう。無香料・無着色も嬉しい。
肌につけてすぐはトロッとした感じであれベタつくのかな?と思ったのですが、しばらくすると肌はしっとりしているのにとてもさらっとさっぱりした感じになりました。
保湿力が高い化粧品は毛穴を塞いでなんとなく重い感じがするものが多いと思うのですがこちらの日本酒化粧水「灘」はしっとりするのにさらっとした使い心地がとても気に入りました。また、こちらの日本酒化粧水はしっかりとしたガラス容器に入れられており高級感もあります。
2.5. 福千歳 大吟醸酒化粧水【田嶋酒造】
酒造名:田島酒造株式会社
商品名:「福千歳 大吟醸酒化粧水」
容 量:150ml
価 格:2,381円(税抜)
ドラッグストアでの購入:NG
福井県にある山廃仕込みの日本酒「福千歳」を丁寧に造っている田嶋酒造が製造している大吟醸酒使用の日本酒化粧水になります。
化粧水の他にもシリーズで化粧石鹸やクリームなどもあります。この福千歳の特筆すべき所は、大吟醸酒だけではなく大吟醸酒粕も配合された日本酒化粧水であるというところです。
生の酒粕を配合した化粧水は日本初、しかも無着色・無香料・防腐剤無添加とまさにオーガニックな日本酒化粧水と言えるでしょう。
この酒粕に含まれるアルブチンやリノール酸にはメラニンの生成を抑制する働きがあることは美容に関心のある方ならもちろんご存知のはず。また酒粕にはお肌の新陳代謝を高める成分も豊富に含まれています。
こちらの日本酒化粧水は手にとると、ほのかに日本酒の香りがします。酒粕入りということなのでドロっとしているのかと思いきやテクスチャーはさらっと軽め。
つけ心地も軽く、肌につけるとお肌に吸い込むように吸収。最初はこんなに軽くて他にクリームや美容液をつけないと乾燥してしまうのではないか?と思ったほどでした。
もちろん他には何もつけず1日過ごしてみましたが全く問題なし。
酒粕にはシミやソバカスを防ぎ美白効果も期待できるとは田嶋酒造さんのお話し。使い続けると肌に弾力が出るかもしれないと期待できそうな使い心地。
2.6. 會津ほまれ化粧水【ほまれ酒造】
酒造名:ほまれ酒造株式会社
商品名:「會津ほまれ化粧水」
容 量:200ml
価 格:1,080円(税込)
ドラッグストアでの購入:NG
福島県喜多方で大正7年創業「會津ほまれ」で有名な、はまれ酒造さんの日本酒の化粧水です。
この化粧水の開発者は酒蔵の女将。自身が3人の子育てを終える頃、ふと気がつくと顔にくすみやシワが増えていることに気づきあらゆる化粧品を試したものの自分の肌には合わず行き着いた先が自分の酒蔵の日本酒だったそうです。
ヒントは杜氏の手の美しさやお酒をよく購入してくださるお得意様のモチモチとした白い肌。これは日本酒に含まれるアミノ酸等の成分によるものと気づき研究と試作を繰り返して20年の月日をかけてたどり着いた渾身の1本。
日本酒に含まれる多くの美肌成分を最大限に引き出し、必要な機能を 1本に凝縮した今話題の『発酵美容』型化粧水。
健康科学メーカー―日本ゼトック株式会社との業務提携により製品化を実現。
ユキノシタ・ラベンダー・などの植物エキスと桑白皮・牡丹皮などのハーブ配合で整肌成分を配合。ビタミンC誘導体も配合し肌浸透力を高めている。
手に取るとラベンダーのとてもいい香りがして肌につけるとその香りがより感じられます。ラベンダーのアロマにはリラックス効果や安眠効果などがあると言われていますがその言葉通りつけた瞬間から心癒される感じがして、なんだかとても優しい気分になれました。
こちらの日本酒化粧水も使い心地はサラッとしていますが時間とともに肌がしっとりやわらかくなる感じがしこれ1本で日中も乾燥は気になりませんでした。
まとめ
ここまで日本酒化粧水6本を6日間に渡ってそれぞれ使ってみた感想も含めてご紹介してまいりました。
1. 菊正宗「菊正宗 日本酒の化粧水」
2. 白鶴 「鶴の玉手箱 薬用 大吟醸のうるおい美白水」
3. 日本盛 「日本酒のたっぷり保湿化粧水しっとり」
4. 大関「蔵元発 灘 化粧水」
5. 田島酒造「福千歳 大吟醸酒化粧水」
6. ほまれ酒造「會津ほまれ化粧水」
ドラッグストアでも購入できて気軽に使用できるタイプの日本酒化粧水3本と酒蔵直販こだわり日本酒化粧水3本の計6本。
ご紹介した中から皆さんは、気になる日本酒化粧水を探せましたでしょうか?
あえてランキングを付けずにご紹介したのは、それぞれの日本酒化粧水には各メーカー独自のこだわりが現れていてそれぞれに使い心地が良く、甲乙つけがたかったからです。
日本酒化粧水が気になっていたけれど、どれを選んでいいかわからないという方の一助になれれば幸いです。
※使い心地の感想はあくまでも個人的な感覚での表現となり全ての方がそのように感じると断定するものではありません。
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