日本酒をおうちで美味しく飲みたい!
そんな方に「これだけは揃えておきたい日本酒グッズ」を今回紹介します。
実際私もよく日本酒をおうち飲みしているので、日本酒グッズがどんどんたまっています(笑)
中でも絶対にあったほうがいいグッズ、+αを楽しみたいならほしいグッズなど15選にしぼって紹介していきます。
家飲みをもっと楽しみたいという方は、ぜひ参考にしてください!
目次
1.まず揃えたい「日本酒グッズ」はこの3つ!
1-1.定番のぐい呑み
日本酒を飲むために酒器はぜひ持っておきたいですね!おちょこもたくさん種類があるのですが、「ぐい呑み」という少し大きめのおちょこがあると便利です。
よく日本酒のイベントでもらう小さいおちょこを家でも使うのですが、自分で選んだぐい呑みで飲むとやはり気分が上がります!
ぐい呑みは陶器でできているのが多いのですが、冷酒も熱燗もどちらも楽しめます!大きさも小さすぎず、何度も注ぐ手間がなくなります。
九谷焼 陶器 ぐい呑み 5個セット(3,849円):amazon
陶器のこんなぬくもりのあるぐい呑みを揃えておくのもいいですね!気分で毎回、柄を選んでみたり来客時にも便利。
大人数で家飲みする際は、私は試飲カップを使ってます。ぐい呑みを何個も持っておくのは予算もかかりますし・・・熱さに強いカップもあるので、熱燗もOK。大人数パーティーの際はこちらもおすすめです。洗う手間が省けて楽!
「熱さに強い試飲・試食カップ クリア」30ml 250個入(1,007円):Amazon
1-2.冷酒にぴったり!ガラスのお猪口
陶器のおちょこは熱燗にも冷酒にも使える万能グッズですが、冷酒だったらガラスのおちょこが断然雰囲気が出ます。涼しげな感じがよくて、夏はガラスのおちょこを使いたくなるんですよね〜
同じ日本酒でも、陶器で飲む時とガラスのおちょこで飲む時は少し味わいが変わるのも面白いです。陶器は土が原料で温かみ、ぬくもりが伝わりマイルドな口当たり。ガラスはもっとキリッとした味わいになる感覚があります。
ちなみに・・・ガラスのおちょこの中でも、薄張りのガラスだと「割れちゃうかも」という潜在的な緊張感から、酔いにくいらしいです!なので接待で使われるような日本料理屋さんだと薄張りのガラスで日本酒が提供されることが多いんですって。おもしろいですね!
「冷感花火 グラス 天開ペアセット」(3.300円):丸モ高木陶器
ガラスのおちょこはおしゃれなものが多いので、持っているだけでわくわくします。こちらの冷感花火グラスは、日本酒を注ぐと花火の絵柄が色づくという粋な逸品です。
切子冷酒グラス ペアセットさくら 盃(3.740円):amazon
切り子細工のガラスのお猪口もとても涼やかで美しいですよね。色も柄も華やかなので祝いの席のグラスとして使うのもオススメの使い方です。
1-3.一合徳利
おちょことくれば次はとっくりですね!日本酒の瓶からそのまま小さなおちょこに注ぐのはちょっと難しいので、とっくりがあると便利です。日本酒をこぼしたらもったいないですもんね。
色々なタイプのとっくりがありますが「家飲み」用なら少し小さめの一合徳利(180ml)くらいがちょうどいいです。1-2人で飲むならしっかり飲み切れる量だと思います。
とっくりは、そのまま温めて熱燗にもできるのも便利!お湯の中に入れてもいいですし、ほとんどが電子レンジでもOK。(使用方法はお持ちのとっくりを必ず確認してください)
有田焼 丹山窯 一合徳利 (1.760円):amazon 山下工芸 徳利 白 蛇の目一号燗(787円):amazon
熱燗にするのに丁度良さそうな有田焼の一合徳利は、唐草模様がなんとなくレトロ感を漂わせてくれており日本酒という雰囲気を演出してくれそう。
隣の白の蛇の目一合徳利は、自宅に居ながらにして居酒屋気分を満喫させてくれそうなシンプルな作りが心和ませてくれます。
津軽びいどろ徳利 クリア (1.320円):amazon 庄内クラフト徳利 花つづり (1.485円):amazon
ガラス製の涼やかな一合サイズの徳利もあります。冷酒ならお猪口と合せてこんな爽やかな徳利も素敵ですね!津軽びいどろ徳利の方は耐熱対応になっているので、熱燗もOK。
2.日本酒の味わいをより楽しみたいという方にオススメの酒器
もっともっと家飲みを楽しみたい!という人は、次は酒器(おちょこ)にこだわってみてください。酒器によって日本酒味わいが変わるので、同じ日本酒でも様々な楽しみ方ができます!
2-1.細長タイプのグラス
ワイングラスタイプの酒器は、吟醸酒などフルーティーな香りの日本酒を飲む際におすすめです!
香りをキープして日本酒の特徴である香りを寄り引き出してくれます。このようなタイプの日本酒は冷酒で飲むのがベストなので、温度が上がりにくい細長タイプはかなり使えます。なによりおしゃれ!
アデリア シャンパングラス クリア(770円):amazon
2-2.ブランデーグラス
日本酒の熟成酒が好きな方はぜひブランデーグラスも試してみてください!
熟成酒を飲むときには口が広めで、香りを楽しむことが出来るブランデーグラスのような酒器が最適です。
熟成香と呼ばれるコクある豊かな香りがふくらみを増します。
東洋佐々木ガラス ブランデーグラス (515円):amazon
2-3.蛇の目のおちょこ
おちょこの中に青い線が入ったおちょこをよく見かけませんか?
これは「蛇の目(じゃのめ)」と言います。蛇の目に日本酒を注ぐと、透明なのか白く濁っているのかなど色がわかりやすいんです。なので、利き酒の場でよく使われています。
複数の日本酒を飲み比べるときは、私はよく蛇の目を使ってます。一見同じような日本酒に見えても、少し琥珀色がかっているのが蛇の目だとわかって面白いんです!
2-4.おしゃれタイプな酒器
LE CREUSET SAKEセット レインボー(5.500円):ル・クルーゼ公式ショップより
おしゃれな酒器があると普段の家飲みがぐんと楽しくなります!揃えるべきというものではないですが、いつもの日本酒が一気に華やかになるのでおすすめです。
おしゃれ酒器だと誰かが遊びに来た時にも存分に使えます!私は日本酒がおうちに溜まってくると友人を呼んで消費会することがあるので、そんな時にも使っています。
まず1つ目が、フランスの調理器具メーカーのル・クルーゼから販売されている日本酒用の酒器セット。ル・クルーゼらしいカラフルな色使いが心躍りますね!こんなにカラフルで素敵な酒器セットがあると普段の晩酌ももっと楽しくなります。
津軽びいどろ 酒器セット ねぶた流し(5.060円):ディノスオンライン公式ショップより
もう1つは、津軽びいどろの 酒器セットです。ねぶた祭りの華やかさをびいどろの中に表現した一品。キンキンに冷えた冷酒をいつもよりわくわく楽しめます。
3.冬の定番「熱燗」を楽しむのなら・・・
熱燗好きな方はぜひおうちでも楽しみましょう!
簡単なやり方だと日本酒を入れた徳利を電子レンジでチンすればできちゃうんですが、今回はちょっと本格的なものをご紹介。電子レンジだと温度の調整が難しいんですよね〜。
3-1.ちろり
こちらの酒器は、ちろり(通称:たんぽ)と言います。熱燗用のカップですね。
鍋ややかんにお湯を用意して、お酒を入れたちろりを鍋などのお湯の中につけて温めるだけで熱燗ができちゃいます。
おうちで鍋をするときに鍋の中に一緒に入れちゃうのもおすすめです!鍋を食べながら簡単に熱燗ができちゃいます。よくおでん屋さんなどでそんな光景を見ますね。
チロリにもサイズや種類があるんですが、家庭で使うのなら1号サイズや2号サイズが使いやすいかと思います。
素材はアルミ製が一番お手頃価格で手に入れやすくなっています。軽いし手入れもしやすいし、古くなったらすぐに新しいものに変えられる手軽さがあります。
銅製は少しだけお手入れが手間になるのが欠点にはなりますが、熱伝導率が良く冷めにくいので熱燗を作るのに向いています。アルミ製よりはお値段は少しお高めになります。
能作 蓋付ちろり 日本製 錫100%(16.707円):amazon
錫(すず)製は、とても高価ですがとても優秀です。素材自体が「錆びない」「臭わない」「有毒成分が溶け出さない」という金属の中でも珍しい特性があります。どんな温度帯でも金属成分が溶け出さず「匂いも付かない」ので「全く味も変わることなく」日本酒を楽しめます。
私はまだ錫製ちろりは手に入れていないですが、いつかほしい・・・!いまは錫製のおちょこだけ持っています。
3-2.酒燗計
ちろりだけだと、温度がわかりません。日本酒の温度を測る酒燗計(しゅかんけい)は必須です!ちろりを買うならこれはセットですね。
酒燗計があれば、ぬる燗も熱燗も自由自在!自分だけの飲み頃を作ることができます。
日本酒の種類によって熱めの方が味わいが増したり、逆にぬるい方が良かったりするのでぜひ色々試してみてください。
1杯だけ飲みたいなんていう時には、徳利に日本酒を入れ酒燗計をこのようにさして湯煎にかけてもOK。
好みの温度帯になったら湯煎から下ろして飲むという感じです。
そんなに高価なものではないので美味しい熱燗をつくるために、ぜひ1つ揃えておくことをオススメします。
3-3.少し奮発して酒燗器
卓上酒燗器 ミニかんすけ・匠 (22,980円):amazon
卓上酒燗器「かんすけ」は日本酒好きの方は持っている方が多いですね。これがあれば簡単に熱燗はもちろんのこと冷酒も作れます。年中楽しめますね!
熱燗であれば熱湯を、冷酒にしたいのなら冷水を規定の分量入れます。筒状の容器を四角い箱の中に入れそして、その中にちろりをセットして待つだけです。温度は先ほど登場した酒燗計をさして頃合いを見ます。
普通はキッチンで鍋にお湯をわかして・・・とやるのですが、火加減を見ていないといけないし、何度もキッチンに行って作るのは面倒です。卓上酒燗器だとその必要がなくなります。
4.【上級者向け】もっと家飲みにこだわりたい日本酒マニアな方
ここから先は日本酒上級者向けです。私はまだ揃えられていませんが、いつか揃えたい・・・!
4-1.日本酒用の冷蔵庫
家飲みをしていると、日本酒が冷蔵庫に入らなくなってくる・・・あるあるですね。
小さめの酒瓶1本や2本なら普通に冷蔵庫に入れておいても邪魔になりませんが、増えてくると冷蔵庫を占有されてしまう。。それに家庭用の冷蔵庫を何度も開閉していると日本酒の味わいにも少し影響があるんですよね。味の変化が早くなってしまう感覚があります。
そんなときは日本酒専用の冷蔵庫がおすすめです!一升瓶や四合瓶が入りやすい設計で、おしゃれでコンパクトなものが増えています。
こちらの記事で日本酒用の冷蔵庫を紹介しましたのでぜひご覧ください。
4-2.日本酒ボトルオープナー
八海山3WAYボトルオープナー【燕三条】の職人手作り(880円)
特に女性は日本酒を開栓するとき硬すぎてなかなか蓋が開栓できなかったり、爪を長くしていると直接指で開栓したくなかったりしますよね。
そんなときにイチ押しなのが日本酒ボトルオープナーです。蓋に引っ掛けて上へ持ち上げるだけ、ほとんど力いらずで爪も痛めません。
日本酒以外でも缶ジュースや缶ビールなどのプルトップ缶を開けるときや瓶のふたを開けるときの栓抜きとしても活用できてとても重宝します。
このあたりの小物もあると便利でちょっとうれしい「日本酒グッズ」になると思います。
4-3.溶けないアイスキューブ
ステンレス氷 アイスキューブ 溶けない氷(2.698円):amazon
特に夏は日本酒もオンザロックで楽しみたいですよね。そんな時にほしいのが溶けにくい氷。
こちらのアイスキューブは、味が変わらず冷たさを長持ちさせてくれる溶けない氷になっています。自分の好みのアルコール度数まで水で割ったり、氷で冷やしたりした後、こちらのアイスキューブを入れます。
市販のロックアイスでもいいんですが、こちらの方がかさばらないのでおすすめです。しかも、普通の氷と違って日本酒が薄まらないのでGOOD。
4-4.ワインクーラー
guzzini HAPPY HOUR ワインクーラー(3.827円):amazon
このワインクーラーは氷がいらないタイプのワインクーラーです。冷えているボトルの温度をそのままの状態に保ってくれます。ワインクーラーですがもちろん日本酒にも使えます。(ボトルのサイズによりますが)
透明なのでラベルも見えますし、食卓においてもシンプルで邪魔にならず使い勝手が良いです。氷や水を使わないのでテーブルの上に水滴や水がこぼれることもなくすっきりと使えます。
4-5.日本酒の味を長持ちさせる
vacu vin バキュバン ストッパー2個付き V-20 ホワイト(2.819):amazon
これは日本酒の瓶の中の空気を抜き、劣化を防いでくれる保存器具です。
日本酒は開栓と同時に酸化が始まり、日に日に劣化が進んでいきます。まったく鮮度が落ちないというわけではありませんが空気を抜いて栓の代わりにストッパーをして酸化を遅らせてくれるというものです。
空気を抜くポンプと栓の代わりとなるストッパーと呼ばれている蓋を、瓶の深くまでしっかり差し込み空気をシャットアウトすることでアルコールの鮮度を保つ仕組みになっています。
メーカーによると2週間程度は、開けた時とほぼ変わらない状態の味わいを楽しめるとのこと。高級な日本酒だったり、一升瓶で購入して飲み切れないときなどにあると嬉しい「日本酒グッズ」の一つです。
まとめ
日本酒を家飲みする際におすすめの「日本酒グッズ」15選をご紹介しました!
まず揃えたいのは、
・ぐい呑み
・ガラスのおちょこ
・一合徳利
この3つは基本ですね。
もっともっと日本酒をおうちで楽しみたいという方は、いろんな酒器を揃えてみたり熱燗の道具を揃えてみたりしてください。普段の家飲みが一気に豊かになりますよ!
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