楽しすぎると話題の清瀧酒造の蔵見学に行ってきたら本当にすごかった

集合写真

日本酒大好きシズクちゃんです。
今回は清瀧酒造の蔵見学ツアーに行ってきましたー
東京方面の方は「清瀧」って名前、聞いたことがある方多いんではないでしょうか?

そう都内に9店舗ある居酒屋の名前なんです。

ここの蔵は卸売りをしていないので酒屋さんでは買えません。
飲むには3つの方法しかないんです。
・蔵に行く(見学ツアー、現地販売)
・直営居酒屋に行く(「清瀧」9店舗、「はないち」1店舗)
・通販で買う(ネット販売)

居酒屋「清瀧」はよく行っているのですが、友人に「半端じゃない蔵見学があるから行こー」と誘われ、蔵の名前を聞いたら「清瀧」だったので、「え?、あの居酒屋が酒蔵持ってるの?、しかも半端じゃないなんて、ぜひ行かねば!」と思い行って参りました。

では早速レポート開始しまーす。

1. 名物社長が案内役の蔵見学

さて、案内役の名物社長登場です!

テンポ良く説明が始まると、なにやら3枚の写真をとりだしました。

拡大すると・・・

飲み過ぎてこんな風になってしまうと、「このような写真を撮られ、以後案内に使わせていただきます」ということらしいです(笑)

そしてすかさず、こうならないためにセルフチェックしましょう~と続きます。

トイレが1カ所しかなく「おとし処」というのですが、そこに向かう駐車場の白線だけ他より太くなっており「この線に沿ってまっすぐ歩けるかどうか、自分で確かめてください」(笑)

さて、そんな大爆笑なイントロが終わり、蔵に入っていきまーす。

ここから蔵の中に入っていきます。

まずは杉玉(酒林ともいいます)の説明、新酒が出来たとき蒼かった玉がお酒の熟成が深まると共に茶に染まっていきます。

その後にはお酒の神様(松尾様)が祭られてます。

貯蔵庫に入る前の説明があり、まぁ昔は女人禁制だったとか、朝納豆食べてきた人はいますかー?とか・・

納豆菌は酒造りの大敵!

酒造りには麹菌を使うのですが納豆菌は非常に生命力が強いため折角麹菌で作った麹米が納豆のようになってしまい、美味しいお酒が造れないのです。

ちなみに社長は「生まれてこのかた納豆を食べたことがない、さぞかし旨いんでしょうねー」と言っておりました(笑)

行かれる方は朝納豆を食べないようにしましょうね!!

社長の後の説明書き

ここからが酒造りの現場です。貯蔵庫の扉を開けて中に入ります。

さらに奥へと進みます。

次の部屋にはもろみ搾り機(右側)や焼酎を造るための蒸留器(中央)があります。

その部屋では説明の際に麹米が配られます。それを口に含んで咀嚼してくださいと案内されます。

噛んでいるとだんだんと甘みが出てきて甘酒のような味になります。

「いいと言うまで飲み込まないでくださいねー」と言われましたが、いつの間にか口の中から無くなってました(笑)

社長の後にある説明書き

その後、別棟の貯蔵庫をぐるっと回って、見学は終了です。

 

2. これはビックリ!盛りだくさんなお酒、おつまみ、お食事

さて、お勉強の後はお目当てのお酒にありつけます!
「清水亭」という所が会場になるのですが、その脇にこんなものがありました。

馬で来た方用の馬留め(うまとどめ)があります。実際馬で来た方もいるそうです。忘れましたが何か特典があるとのことです(笑)

中に入り席に着くと豪華な御膳が!!!!

左上に3種類の珍味、お造り、天ぷら、釜飯、等々。
釜飯は火をつける前に脇においてある日本酒を入れて炊きます。お焦げが美味しかったー。

利き酒として5種類のお酒達、美味しそうなおつまみ達。
日本酒飲むときには欠かせない「やわらぎ水」もたっぷりあります。

銘柄

度数

精米歩合

日本酒度

感想

大吟醸

17度

40%

+3

フルーティーな香りでスルッと呑みやすい

本醸造

16度

60%

±

あっさりしてて燗して呑んでみたい

純米原酒

18度

60%

+3

お米の味がしっかりしてて濃厚

自信作

15度

60%

+4

上手くブレンドされてるみたいで呑みやすい

金印

15度

67%

±

コクがあって呑みあきない

本格米焼酎

25度

香りが良くて呑みやすい(飲み過ぎ注意!)

季節のお酒

6度

夏みかんのリキュールでジュースみたい

「なんだ、これだけしか飲めないのか」と思った方もいるのではないでしょうか。
心配しないでください!
もう飲めませんというまで永遠と注いできます(笑)

写真の下のほうに写っている「さやかです★」と印刷されているカードを出すとストップというルールになっていますので、もう注がないでーというかたはカードを見えるように置いてください。

また、これ以外のお酒も続々出てきます。そして最初に社長が紹介した写真のような状態になる方が出てくるわけです。

さらに場を盛り上げてくれるのがこちらのバンドの方々でーす。

 

テーマソング「明日への乾杯」♪飲んで笑って歌でも歌って騒ごうよ~♪
「明日への乾杯」でググると清瀧酒造の公式曲として出てきますので興味のある方はご覧になってみてください。

それ以外にも懐メロから最近のヒットソングまでもう全員で盛り上がりまくります!

ちなみにこの日に一番盛り上がったのは「U・S・A」でした(笑)

まとめ

年配ばかりかと思いきや、大学生(20歳以上^^)も来ていて幅広い年代で楽しめる希に見る酒蔵見学になりました。リピーターが多い(10回以上のかたもいるとのこと)のにも頷けます。

今回は平日でしたので少人数でしたが翌々日の土曜日は写真のように100人以上来られてます(笑)

今回の集合写真(清瀧のHPより転載

翌々日の土曜日の集合写真(清瀧のHPより転載

最後に。
蔵見学の証として清瀧の蔵元会員証をいただけます。
こちらの会員証、清瀧の運営している居酒屋で提示すると升酒を1杯無料でいただけます。
しかも無期限です!

是非みなさんも行って見てくださーい!!!

<参考>
蔵元平日コース概要
【開 催】 水・木曜日 1330分(13時受付開始)
月~金の祝日(次回3/21(木)祝) 1230分(12時受付開始)
【集 合】 清龍酒造内「清水亭」(開始10分前までに集合)
【所要時間】 2時間30分 (蔵見学約20分)
【定 員】 1100名様程(1グループ最多16名様迄)
【参加費】 3,500円(税込)※+600円で季節の一品料理
【唎 酒】 大吟・本醸・純米・自信作・金印・焼酎(白・黒)・季節酒の他、数種
【おつまみ】 3点盛(季節の珍味など)、季節の一品料理(+600円)
【お食事】 季節の膳、釜飯(時期により内容が変わります)、吸物

詳しくは清瀧ホームページより

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