今日は格段に冷える、こんな時はいつも飲んでいるビールや焼酎のロックだと身体が冷えてしまいます。
寒い冬こそ、おうちで簡単に熱燗を作ってあたたまりませんか。
実は熱燗は自宅で簡単に作れます。
鍋で湯煎するのがおすすめですが、時間がない方はレンジで数分あればできちゃいます。
この記事では手軽にご家庭にあるもので作れるおいしい熱燗の作り方をお話ししていきたいと思います。
ぜひ参考にしてみて下さい。
1.【簡単だけど本格熱燗】徳利と鍋(やかん)を使う
この方法は湯せんに浸ける方法で手軽に熱燗ができますが、なかなか本格的な熱燗の味わいが楽しめる方法としておすすめです。
お湯で温める方法は徳利の中の日本酒の温度がゆっくりと上昇するため風味もまろやかになり味わいもとても優しい味になるのが特徴です。鍋あるいは、やかんでOKです。
【用意するもの】
・日本酒
・鍋(やかん)
・ラップ
・徳利
【作り方】
(1) 鍋(やかん)に多めのお湯を沸かし沸騰したら火を止める。
(2) 日本酒を9分目まで注いだ徳利を肩までつけ、好みの温度になるまで待つ
鍋(やかん)に水を入れる時は、徳利が肩までつかるくらいの水を入れて沸かすこと。
徳利に日本酒を入れる。日本酒は温まると膨張するので目いっぱいに入れず、徳利の9分目まで入れます。
温まってくると徳利の口まで上がってきます。この合図が飲み頃の45度くらいです。
2.【今すぐ熱燗】ならレンジがおすすめ
レンジは最も早くて簡単なので、「すぐに飲みたい!」という方にはとてもおすすめです。
ただ、レンジだと急速な加熱によって加熱ムラが起こることがあります。
また、首の細い部分が先に熱くなりやすいです。
これを防ぐために、ぜひアルミホイルで首周りから口を覆ってください。
【用意するもの】
・日本酒
・電子レンジ
・徳利
・アルミホイル
・鍋つかみ(温めすぎてとりだす時熱くなっているかもしれないので)
【作り方】
(1)日本酒を9分目まで注ぎ徳利の首下から口の部分をアルミホイルでピッタリと覆って密着させてください。アルミホイルは覆い方によっては火花が出ますので、ぴったりと密着させるために手でぎゅっと押しつけてください。
(2)レンジに入れてチンする。
<温め時間>
500wで1合(180ml)温める場合、冷たい酒なら 90秒、常温なら70秒ほどを目安にしてください。
あくまで目安なので、レンジの種類によっても多少変わってきます。お使いのレンジで何度か試して見て丁度良い温め時間を見つけてください。
まずは1分加熱して確認してみてください。
また、レンジによっては自動で燗機能が出来るものもありますので便利です。
慣れないウチは、加熱中レンジから目を離さないでください。もし火花が出るようであればアルミホイルは使用しないでください。
3.【番外編】鍋燗を楽しむ
ご紹介した鍋で温める、レンジで温める、両方とも手軽に熱燗を楽しめる方法として試していただけますが、その他にちょっと楽しみながら熱燗が楽しめるそんな方法もご紹介しておきます。
冬は鍋料理と言うのも定番です。そんなときに一石二鳥の方法がこの鍋燗です。おでんや寄せ鍋など鍋物をするときにそのまま一緒にチロリごとつけて熱燗を作ってしまいましょう。
【用意するもの】
・日本酒
・ちろり
ちろりとは、アルミや錫(スズ)などでできた日本酒をあたためるための道具です。
アルミ製なら【Amazon】で1000円弱で買えるものもあります。
【作り方】
(1)鍋料理をコンロにかけ火を通します。鍋の中がグツグツと温度が上がってきたところにちろりを入れます。
(2)鍋の具材と共にちろりも入れっぱなしでOK。鍋の具材と同じぐらいの温度帯で美味しくいただける。
なくなったらその都度お酒を足して温める、そのまま入れっぱなしでも大丈夫、少しぐらい鍋の中に日本酒がこぼれ落ちても気にする必要がないのでお鍋も熱燗も両方気兼ねなく楽しむことが出来ます。
4.まとめ
ここまで、自宅で簡単に作れる熱燗の作り方と日本酒の温度帯に関してのお話しをしてまいりました。
熱燗が少し身近なものになったでしょうか?
考えていたよりも自宅で簡単に熱燗ができてしまうことに気が付かれたのではないでしょうか?
日本酒は、燗にすることで全体に旨味が広がり口当たりもまろやかになり香りも柔らかくなります。同じ日本酒でも冷酒で飲むのとは違う味わいが楽しめるのです。
熱燗の小道具もあると燗をつけるのがとても楽しくなります。ぜひ熱燗の作り方をマスターして手軽に日本酒の熱燗を楽しんでいただければ幸いです。
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