日本酒のおつまみに塩はオススメ!相性抜群の理由と合わせ方のコツ

日本酒と塩

日本酒のつまみに「塩」を合わせるという話、聞いたことないでしょうか? 

ちょっと待って!?「塩?」・・・つまみ? 一瞬驚かれる方も多いのですが、実は日本酒を飲むときに「塩」をつまみで飲むと相性が抜群でとてもおいしいです。

実際に升酒を飲むときに一緒に塩を提供するお店もありますね。

ここでは日本酒と塩がなぜ相性が抜群なのか、その理由と日本酒の合わせ方のコツについて解説していきます。ぜひ自宅にある塩と日本酒を合わせてみてください!

1.日本酒と塩はなぜ相性が良いのか?

日本酒と塩味の関係画像

塩と合わせると日本酒の甘みや旨みが増すと言われています。
それはなぜでしょうか?

もともと人の味覚で感じる「五味」には甘味・苦味・旨味・酸味・そして塩味の5つがあります。実は日本酒の味わいに唯一ない味覚、それが塩味になります。

つまり、日本酒にない味「塩」をプラスすることで味わいのバランスが良くなり美味しいと感じるのです。ですから「塩」が日本酒に合わないはずがないんです!

1-1.日本酒に足りない塩味を補いバランスがよくなる 

日本酒に足りないバランスを補うのが塩

前述の通り、塩は日本酒に唯一足りない塩味を補完してくれます。
日本酒だけ飲んでいても何か、合わせるものが欲しくなるのは、この五味の中の塩味が不足しているからです。

日本酒単体で飲んでももちろん美味しいのですが、やはり日本酒は何かおつまみと合わせて飲むことでより美味しいと感じることが多いですよね。

日本酒に足りない塩味を足してあげることでに日本酒全体のバランスを整えてくれる役目を塩は担っています。ですから塩と合わせることで日本酒の味わいをワンランク上にしてくれます。

1-2.日本酒の甘みと旨味をより感じられる 

塩は日本酒のあまみ、旨味を引き出す

日本酒は米から造られています。そのため日本酒には米本来の甘味というのが備わっています。その甘味をより強く引き立てる役目をするのが塩なのです。

スイカに塩を振って食べると甘く感じたり、お汁粉をつくるとき隠し味として砂糖に少しの塩を加えたりすると甘味が際立ったりするのもこのためです。塩は日本酒本来の甘味を引き立てます。

1-3.日本酒そのものを楽しめる 

塩をつまみにするのは簡単で美味しい

塩であれば、料理と合わせるよりももっと「日本酒そのもの」の味わいをより感じられます。

料理によっては日本酒の味わいを薄めてしまうような個性的な味や強い味のものもあり「何を合わせたらいいかなぁ?」と悩んでしまいます。

そんなとき塩であれば簡単でしかも失敗も少なく、何よりも日本酒そのものの味わいを存分に楽しめるという利点があります。

2.日本酒と塩の合わせ方

2-1.できるだけ天然塩を選ぼう! 

自宅にある塩を利用するのももちろん良いのですが、もし、日本酒のつまみとして塩を購入しようと考えているのであれば天然塩を選ぶことをおすすめします。

天然の精製されていない塩はミネラル分が含まれているので塩本来の甘味が加わっています。そのミネラル成分が日本酒の味をより一層引き立ててくれます。

天然塩を見分けるポイントは3つです。
①塩の種類
②製造工程
③栄養成分

天然塩の見分け方画像

①天然の塩の種類は、天日塩・岩塩・湖塩の3種類このどれかに当てはまっているか。

②工程には種類があります。よく見かけるのが溶解・立釜・平釜・天日・焼成といったもの、このような種類が書かれているかを見ます。

③栄養成分表示です。天然の塩の場合ミネラル分などの栄養成分が記載されています。反対にこの成分が「0」だったり書かれていない物は天然塩ではないと言うことになります。

写真の塩は原材料「天日塩」、工程「溶解・立釜」そしてカリウムやマグネシウムなど天然のミネラル分が含まれていますので「天然塩」ということがわかります。

2-2.結晶タイプを選べばサクサク食感を楽しめる! 

おつまみとして食感も楽しみたいのなら粒の大きい結晶タイプの塩が断然おすすめです。

おすすめの結晶タイプの塩を紹介しますね。

わじまの海塩
ゲランドの塩 粒
ヒマラヤ岩塩
わじまの海塩 ゲランドの塩(あら塩) ヒマラヤ岩塩 珊瑚色
大粒でサクサクとしていてなかなかいけます。
ただし塩味は強めなので量は控えめに。
塩、そのものに甘味あり。料理に使っても他の塩より一味違うこと請け合い。日本酒にぴったり超オススメ。粒タイプですが他の粒塩よりも触感は弱めですが甘味もしっかりあり美味しく感じます。
わじまの海塩 販売ページ→

ゲランドの塩(あら塩)販売ページ→
ヒマラヤ岩塩 珊瑚色  販売ページ→

2-3.塩を舐めてから日本酒をゴクッと飲もう!

塩を舐めてから日本酒です

塩をつまみに飲むときには、最初に塩を舐めてから日本酒を口に含みましょう。

塩が口の中の体温で少し溶け出したところに日本酒を含ませることで、より日本酒が塩と馴染み美味しく感じられます。日本酒本来の米の甘味を存分に楽しむことができます。

2-4.いろんな塩を試してみよう! 

海人の藻塩
雪塩クッキングボトル
アルペンザルツ岩塩
海人の藻塩 雪塩

アルペンザルツ岩塩

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雪塩クッキングボトル 販売ページ→
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粒塩は好みではないという方には、さらさらした塩も天然塩だとなかなか良い感じです。触感は粒塩ほどないのでサクサク感はありませんが、口の中でサラッと溶ける感じと日本酒がスッと良くなじみます。

ナレッジ ピリ辛エビ塩ベトナム ライム塩マジックソルト
ピリ辛エビ塩 ライム塩 マジックソルト
ナレッジ ピリ辛エビ塩 販売ページ→
ベトナム ライム塩  販売ページ→
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シーズニングソルトと呼ばれている塩も合いますのでぜひ試してみてください。エビ塩であったりライム塩などは、さっぱりとした純米酒などを冷やして飲むととてもいい感じに合います。

マジックソルトやクレイジーソルトはハーブの感じが少し強めなので、少し熟成感のありとろみの強い古酒などに合わせると美味しいかと思います。

日本酒や塩の種類で様々な味わいが楽しめるので、ぜひ試してみてください!

まとめ

ここまで日本酒と塩についてお話しました。塩は日本酒の中にない唯一の味覚「塩味」が日本酒の甘味を引き出し、より日本酒をおいしいと感じさせてくれるんです。

ぜひおうちにある日本酒と塩で試してみてください!くれぐれも飲みすぎ、塩分のとりすぎには注意しながら楽しんでくださいね^^

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