日本酒好き必見の酒場「岡永倶楽部」の立春朝搾り会に行ってきました

岡永倶楽部

日本酒大好きシズクちゃんです。

皆さん「立春朝搾り」って聞いたことありますか?

立春(2月4日)は旧暦のお正月にあたります。
この一年でもっとも寒い時にもろみを搾り、立春の早朝に搾りあがったばかりの生原酒を瓶詰めした縁起のいい日本酒が「立春朝搾り」です。
1998年に日本名門酒会が企画し初めたイベントです。今年の参加蔵元は45蔵もあるそうです。
(詳しくは日本名門酒会のHPをご覧ください。)

その日本名門酒会がやっている日本酒アンテナショップ兼酒場「岡永倶楽部」で、立春朝搾りをたっぷり味わえるイベントがあると聞きやってきました!!

その名も「立春朝搾りマンスリーフリードリンクフェア」でーす。

なんと日替わりで5種類の立春朝搾りを、¥3,000(税別)でフリードリンクというスペシャルな企画です。
(こちらの企画は2月末で終了しております)

早速行ってみましょー!

1. 「岡永倶楽部」への行き方

岡永倶楽部について
リニューアルのため2019年4月から休業となります。現在の会員制を終了し誰でも気軽に入れる場所にリニューアルするそう。リニューアルオープンは6月予定です。

2019年3月31日まで営業していますが、それまでの間は村越店長に「酒の雫を見て来た」と言っていただければ会員費なしでどなたでも入れます。ぜひ行ってみてください。来店には予約がおすすめです!

日本橋馬喰町というところに「岡永倶楽部」はあります。(JR)馬喰町駅もしくは(都営新宿線)馬喰横山駅から歩いて2,3分です。
日本酒好きの人ならご存知だと思いますが「日本名門酒会」がある岡永ビルの1階にあります。

JR2番出口馬喰町交差点渡る左折

 

左折(看板が見えますね!)  岡永ビル

じゃじゃーん、そしてこの重厚な扉、なんか敷居が高そうですねw

とても入りづらそうですが、この扉を開けてスタッフの方に「酒の雫を見て来た」と言えばどなたでも入店出来ます。

村越店長ありがとー!

さて入ってみましょう。

40テーブル席と、右手にカウンター席があります。

入って左手には大きなセラーがあり、見て頂ければ分かりますがその中の半分くらいのスペースに立春朝搾りが並んでます。
日本酒好きとしては、この壮観な眺めを見ているだけで楽しいですね。

2. 選ばれた5本とそれに合わせる料理

先ほどの保冷庫の中から、本日のお品書き5本がテーブルに運ばれてきました。
全て純米吟醸の生原酒です。
銘柄紹介のパンフレットは毎日チョイスが変わるので、持って帰ってきました。

銘柄1:男山(おとこやま)(北海道)

名前からの想像と違ってこの中では一番吟醸香の感じられるフルーティーな味でした。

銘柄2:仙禽(せんきん)(栃木県)

かぶとむし、赤トンボ、雪だるまと毎年楽しみにしている仙禽なんですが、本日の1本に含まれるかどうか分からなかったので、村越店長に是非入れて~とお願いして入れてもらいました(^^) 村越店長ありがとー!!
季節間を感じさせるネーミングも好きですが酸味の利いたバランスのよさは立春朝搾りでも同様で一番多くいただいたのがこちらの1本でした。

銘柄3:越の誉(こしのほまれ)(新潟県)

甘味を包み込むほどよい苦みのバランス良く、飲み応えがありました。

銘柄4:萬歳楽(まんざいらく)(石川県)

日本酒度が高い+11の辛口ですが切れ味のよさからとてもまろやかに感じました。

銘柄5:春鹿(はるしか)(石川県)

ほんのりした吟醸香とシルクのようなきめ細かさを持ったなめらかなお酒。
村越店長曰く「美味しかったではなく、おい鹿った」と言うそうです(笑)
そしてもう一本:甲子(千葉県)

こちらもフルーティーなリンゴの香りに程よい酸味を感じる、美味しい1本でした。

・料理紹介

突き出しで出てきたのがこの2品(二名煮、鶏皮ポン酢)
二名煮になんて名前村越店長に聞いて初めて知りました。100年以上前からある四国名産の小魚珍味だそうです。小魚と小海老のサクサク感と甘辛い味ががとても日本酒に合います。
二名煮について詳しくは
岡永倶楽部では定番の鶏皮ポン酢は鶏皮の柔らかすぎない食感とポン酢の酸味がとてもバランス良くお代わりしたくなるおいしさです。

メジマグロのお造り

新鮮なマグロに彩りを添え、見た目も味も最高でした!

酒盗 極上カツオの塩辛(福辰・四国)
極上鰹之塩辛(季節限定販売)は、新鮮な土佐鰹の胃(ジキ)のみを主原料に、 福辰伝統の製法により、塩分控えめに熟成されており、辛すぎず、まろやかな鰹本来の風味が楽しめます。
さらに、高知県安芸地方で栽培された 無農薬ゆず果汁を加えているので、 爽やかな香りも心地よく仕上がっております。
HPからの引用

げんこつ牛肉コロッケ
形が球状のげんこつ型で、サクサク、ザクザクとした食感が美味しさを増してくれます。
牛肉もたっぷり入っていてとてもジューシーです。
ソースをつけなくてもしっかり味がつきてますので最初は何もつけずに、その後ソースをつけて2度楽しめます。

・村越店長紹介
岡永倶楽部の名物店長である村越さんは、お酒や料理の事だけで無くありとあらゆる話題に詳しく話し出したら止まりません(笑)。(ファッション、ガジェット、エンタメetc)
何でそんなことまで知ってるの?って言うくらい博識です。
突き出しとして出てきた二名煮も村越さんに教えてもらうまで、小魚アーモンドに小海老が入ってるくらいにしか見えませんでしたが、とっても歴史のある伝統的な珍味だという事で勉強になりました。

お酒:1、食事:1、村越さんの話:1(いや2)くらいの感じでいつも楽しませてもらっています。

まとめ

「酒の雫を見て来た」と言っていただければどなたでも入店OKです。

皆さんも是非岡永倶楽部に行って、お酒、食事、村越店長の話を堪能してみてください。

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