一度は飲みたい、贈りたい「高級な日本酒」20選

高級日本酒

普段はなかなか手が出ない高級な日本酒。

日本酒はだいたい2,000円以内で購入できることが多いですが、中には10万円を超えるものもあります。特別な日やプレゼントに少し高級な日本酒を選んでみませんか。

そこでこの記事では、5,000円以上の高級な日本酒をご紹介していきます。

高級であっても比較的手に入りやすく、実際に購入して飲んでいただけそうなラインに絞った20選です。単に品薄でプレミア価格がついている日本酒ではなく、ちゃんと高級な理由がある日本酒だけを選びました。

ぜひ日本酒選びの参考にしてください。

1. ちょっと高級な日本酒|5,000円~

1-1. 一ノ蔵 Madena(マデナ) 5,400

マデナ

宮城県にある一ノ蔵といえば「すず音」や「ひめぜん」など少し甘酸っぱく飲みやすいアルコール度数も低めの日本酒が女性に人気のラインです。

こちらご紹介の「madena(マデナ)」は、普段日本酒造りには用いない「マデイラワイン製法(酒精強化)」と加温熟成という手法をかけ合わせて造られた個性豊かな日本酒です。

宮城鳴子温泉郷の温泉熱が伝わる小屋で加熱熟成、そして更に常温熟成させ3年寝かせた手の込んだ日本酒です。

熟成酒と聞くと、まったりと重たい口当たりで飲みづらいとお考えの方も中にはいらっしゃるのですが、この「madena(マデナ)」は、グラスに注ぐと澄んだ琥珀色が美しく香りはカラメル系の甘い香りがします。

蔵元ではどんな温度帯でもおすすめとの事ですが個人的には熟成酒でアルコール度数は18度と少々高めなので氷を入れたグラスに注いで飲むのが一番のおすすめです。

コクのある甘口なので氷を入れても薄まるという感じはあまりなく夏の暑い時期に美味しくいただける日本酒としてピッタリです。

・蔵元:㈱ 一ノ蔵 (宮城県) 公式ページはこちら→
・製品:madena(マデナ) 720ml
・価格:5.400円(税込)購入はこちら→

1-2. 出羽桜 大吟醸 雪漫々 5,400円

出羽桜

山形県もまた日本酒の銘醸地として名高く日本酒ファン、特に吟醸酒がお好きというかたなら必ず知っている蔵元が出羽桜酒造ではないでしょうか。

その出羽桜酒造もラインナップは沢山あるのですが今回ご紹介したいのは「出羽桜 大吟醸 雪漫々」です。

この日本酒のすごい所は、「氷点五年熟成」といわれマイナス5度の冷蔵倉庫で5年間ゆっくりゆっくり熟成させ味わいにコクとまろやかさを持たせたところです。

長期に熟成させるにはマイナス5度は適温と言われておりこの氷点下5度の中でのゆっくりとした熟成が味わいに深みを持たせるのです。

熟成酒の特徴はカラメルの様な甘い香りや熟成により生まれるコクが特徴ですがこの「出羽桜  雪漫々」もまた、はちみつにも似た甘い香りに加えボリューム感がある滑らかでトロリとした口当たりと上品で優しい甘みの熟成酒になっています。

アルコール度数は16度と少し高め、軽く冷やしていただくとサラッと甘口、常温だと少しコクが出てより甘みが増す感じがします。

「出羽桜」を代表する幻の銘酒「雪漫々の五年熟成 限定品」は一度試してみる価値があると思います。

・蔵元:出羽桜酒造㈱ (山形県) 公式ページはこちら→
・製品:出羽桜 大吟醸 雪漫々 氷点五年熟成 超限定品 720ml
・価格:5.400円(税込)購入はこちら→

1-3. 仙禽 麗(うらら) 5.400円

うらら

日本酒をクリアな状態にするために最後に「絞り」の作業をするのですが、こちらは袋に日本酒のもとを詰めて自然に一滴ずつ落ちてくる雫だけを詰めたとっても贅沢な日本酒です!

この「袋搾り(ふくろしぼり)」という製法は、かなり手間と時間がかかるため通常は、お酒の鑑評会などに出品するために行うことが多いんです。

酒袋に入れた日本酒が一滴ずつ落ちてくるその一滴一滴を瓶詰していく、その長い時間をかけて出来上がる日本酒は通常の日本酒よりも澄んだ色と味わいで極上だと言われています。しかしその手間ゆえに多くのお酒を造ることができないのです。

ご紹介の「仙禽 麗(うらら) 袋搾り斗瓶囲い無濾過原酒」は、まさにその袋搾りの製法で造られた日本酒です。

コクのあるテクスチャーとボリュームがある甘みそしてフルーティーな香りが仙禽の得意とするところですが、この「「仙禽 麗(うらら) 袋搾り斗瓶囲い無濾過原酒」」はさらに手間と時間をかけ丁寧に造られているためその味わいは格別です。

口の中で滑る様ななめらかさがあり、りんごやブドウの甘い吟醸香が何とも言えず、ついつい飲み過ぎてしまいそう。袋搾りというひと手間が日本酒に上品な味わいをプラスするということを教えてくれる一本です。

・蔵元:㈱せんきん (栃木県) 蔵元紹介ページはこちら→
・製品:仙禽 麗(うらら) 袋搾り斗瓶囲い無濾過原酒 720ml
・価格:5.400円(税込)購入はこちら→ 

1-4. 鳳凰美田 別誂至高 5,400 円

鳳凰美田

鳳凰美田を醸し出すのは、栃木県の小林酒造です。栃木県では上質な端麗辛口の酒造りをする蔵元が多いのですが、香りが華やかな芳醇タイプの酒造りをしているのが小林酒造です。

米の甘味とキレ味は上質な米を原料としているからこその味わい。使っている酒米は山田錦しかも兵庫県産特A地区という特上品しか使用しない。

雑味のない酒質を極めるために時間と手間をとことんかけるというのが信条の酒蔵。そんな小林酒造が醸すおすすめの日本酒は「鳳凰美田 別誂至高 大吟醸」です。

こだわりの酒米を35%まで磨き上げ「仙禽 麗」と同様「袋搾り」製法で搾られた日本酒を直ちに瓶詰めし瓶燗でゆっくりと火入れしたのち氷温熟成し保管するという手間を惜しむことなく造られた一本。

購入後は冷蔵庫で保管、飲むときは静かにグラスに注ぎ冷酒から常温になるまで少し待ってから飲むのが良いです。

温度帯が少し高くなってくると眠っていた日本酒が目覚めてきて甘みと香りが増します。マスカットの様な華やかな香りと口の中でまろやかな甘味が感じられおすすめです。

・蔵元:小林酒造㈱ (栃木県) 蔵元紹介ページはこちら→
・製品:鳳凰美田 別誂至高 大吟醸 720ml
・価格:5.400円(税込)購入はこちら→

1-5. 梵(ぼん) 日本の翼 純米大吟醸 5.400

ボン

五百万石の生産量が全国でもトップの福井県は、五百万石を使用したキレのあるキリッとした味わいの日本酒が多いのですが、この加藤吉平商店が醸す日本酒には山田錦が使われています。

しかも驚くべきは、精米歩合20%の純米大吟醸酒と精米歩合35%の純米大吟醸酒がブレンドされた日本酒だという所です。加えて長期氷温熟成酒というこだわりの造り。

0度の蔵の貯蔵庫で2年以上熟成させてから出荷させる日本酒がこの「梵(ぼん)日本の翼 純米大吟醸」になります。

香りはとても華やかな吟醸香で熟成酒でありながら爽やかさを感じる、飲んでは口当たりが柔らかく優しい感じそして適度な米の旨味と甘いも感じられる飲みやすい日本酒で初心者にもおすすめです。

日本政府御用達で国賓を持てなすための銘酒と言われる「梵(ぼん)」晩餐会気分で休日の一杯、軽いフレンチやイタリアン等の料理と共に味わうと最高におしゃれなディナーになりそうです。

・蔵元:加藤吉平商店(福井県) 公式ページはこちら→
・製品:梵 日本の翼 純米大吟醸 720ml
・価格:5.400円(税込)購入はこちら→

1-6. 鶴齢 限定大吟醸生詰 牧之(ぼくし)5.400

牧之

米どころ新潟では日本酒造りも盛んで日本トップの有名銘柄がたくさんあるのもまた新潟といえるでしょう。

そんな新潟の南魚沼にある蔵元が青木酒造です。この蔵は、タイプの違う原料米を使用しそれぞれに違う味わいの日本酒を造るのを得意としている蔵でもあります。

新潟県の蔵元しか使用できない新潟の酒造好適米「越淡麗」で醸す鶴齢 純米吟醸や「美山錦」や「五百万石」という酒米を使った日本酒がありと多彩なラインナップがあります。

今回ご紹介する日本酒はそんな中で山田錦(兵庫県産特A地区)の特上米を使用し、鑑評会用に出品された日本酒と同じものを数量限定で販売されているプレミアム日本酒です。

山田錦の大吟醸は、日本酒の大吟醸の代名詞といっても過言ではありません、香り立つような華やかな吟醸香と山田錦特有の米の旨味と大吟醸ならではの優しい甘味の三拍子が揃った正統派の日本酒です。

大吟醸に挑戦してみたいという方の入門酒としてもおすすめできる間違いのない日本酒だと言えます。

鑑評会には蔵の威信をかけて最高の日本酒を出品します、そして味わえるのは鑑評会のみで市場にはめったにお目見えしないのが通常です。その鑑評会出品作が味わえるのですから日本酒好きなら見逃したくないはず。

・蔵元:青木酒造㈱(新潟県) 公式ページはこちら→
・製品:鶴齢 限定大吟醸生詰 牧之(ぼくし) 720ml
・価格:5.400円(税込)購入はこちら→

2. 自分へのご褒美や贈り物に最高の一本|1万円~

2-1. 仙禽 醸 10.800円

醸

この日本酒の最大の特徴は、アッサンブラジュというワインの技法を日本酒に取り入れて造られているという所です。

ワイン好きの方なら良くご存知かもしれませんがメルローやカベルネ等の数種類のブドウの品種をブレンドして造るフランス ボルドー地方のワインの伝統的は技法で各ワイン生産者たちはこのブレンドの仕方で特徴のあるワインを仕上げていくのです。

「仙禽 醸(かもす)」は「山田錦」「亀の尾」「雄町」という三種類の違う酒米をブレンドして造られています。

しかもその酒米たちは、蔵の地下水(仕込み水)と同じ水脈上の田んぼに限定で作付けをした「亀ノ尾」「山田錦」「雄町」なのです。

使う仕込み水と同じ水で育った酒米ですから酒造りには最適です。ただし非常に手間のかかるこだわりということにもなります。

また、それぞれの酒米の特徴を存分に出すために各酒米の磨きにもこだわりを持ち造られているというのですから感服です。参考のために酒米の比率と精米歩合の比率を記します。

【精米歩合詳細】
山田錦: 7
亀ノ尾:35
雄町 :40

【アッサンブラージュ比率】
山田錦:60
亀ノ尾:27
雄町 :13

2018年「SAKE COMPETITION Super Premium部門でゴールドメダルを受賞した日本酒です。まず何といって開栓と同時に香り立つ華やかな香りが上品な味わいを想像させます。口に含むと仙禽の特徴である爽やかな酸味は少し薄く感じましたがとても滑らかだけれどもさっぱりと淡白な味わいではなくバナナを思わす甘味と飲んだ後も口の中に残る吟醸香の余韻が印象的です。

造りの丁寧な良いお酒というのはやはり上品だということをしみじみ味わうことが出来るそんな逸品です。

もし、店先で見つけることが出来たのなら、ぜひ試していただきたいおすすめの日本酒です。少しお高くなりますがその価値十分、人気があることと手の込んだ造りのため量産できないことからなかなか手に入らない一品です。

・蔵元:㈱せんきん (栃木県) 公式ページはこちら→
・製品:仙禽 醸(かもし) 袋搾り斗瓶囲い無濾過原酒 720ml
・価格:10.800円(税込)購入はこちら→

2-2. 楯野川 純米大吟醸 十八 超限定品 10.800円

楯野川

「楯野川 純米大吟醸 十八」 の十八は精米歩合が18%という意味です。
つまり酒米である玄米を82%削り落とすという大吟醸の中でも高精米な日本酒となります。

大吟醸らしい華やかな香りと高い磨きで柔らかく優しい口当たりが、高級な日本酒らしく山田錦の酒米の旨味もきちんと出ていて優しい大吟醸酒という印象です。

・蔵元:楯の川酒造㈱(山形県) 公式ページはこちら→
・製品:楯野川 純米大吟醸 十八 超限定品 720ml
・価格:10.800円(税込)購入はこちら→

2-3. 楯野川 純米大吟醸 七星旗(しちせいき) 超限定品 10.800

七星旗

楯の川酒造よりもう1本「楯野川 純米大吟醸 七星旗(しちせいき)」のご紹介です。

「楯野川 純米大吟醸 十八」は山田錦で精米歩合18%でしたがこちら「楯野川 純米大吟醸 七星旗(しちせいき)」は、吟醸酒を醸すのに適する様に山形県が開発した酒造好適米「出羽燦々」を使用しています。

そして7%の精米歩合まで磨き上げた初回出荷量は数量限定の日本酒です。山形の土地にしっくりと馴染む吟醸酒を醸すために造られた酒米で精米歩合7%まで磨き上げた日本酒はなかなかお目にかかれない貴重な日本酒といっても良いと思います。

・蔵元:楯の川酒造㈱(山形県) 公式ページはこちら→
・製品:楯野川 純米大吟醸 七星旗(しちせいき) 超限定品  720ml
・価格:10.800円(税込)購入はこちら→

2-4. 龍力 純米大吟醸 秋津 16.200円

秋津

兵庫県は山田錦を筆頭に酒造米がたくさん作られている産地でもあり、「龍力」もまた、「兵庫県A地区産」の特上の山田錦を使用してコクのある辛口の酒造りを得意としている酒蔵です。

蔵の自慢も「日本で一番旨い酒米を使用して醸す酒」というくらいだ。味わいはまろやか、香りは華やかでふんわりとした優しい感じに仕上げてある。

常温だと若干香りが閉じるようにも感じ味わいも甘みは少し強くなるよう感じる、大吟醸の味わいや香りを壊さないよう飲むときには冷やして冷酒で飲むのがおすすめです。

・蔵元:㈱本田商店(兵庫県) 公式ページはこちら→
・製品:龍力 純米大吟醸 秋津 720ml
・価格:16.200円(税込)購入はこちら→

2-5. 奥吉川 生酛(おくよかわ・きもと) 純米大吟醸 12.960

おくかわきもと

「奥吉川 生酛(おくよかわ・きもと) 純米大吟醸」は、1982年創業の老舗酒販店「横浜君嶋屋」と2-4でご紹介した山田錦で吟醸酒を造らせたらどこにも引けを取らないと言われる「龍力」の本田商店とのとのコラボレーションで生まれた特別な日本酒になります。

日本酒の酒造りにおける最高峰山田錦の特A地区、兵庫県三木市吉川町(よかわちょう)の米を使用し贅沢にも35%まで磨きをかけて、酵母は吟醸酒造りにこれまた最適な華やかな香りが特徴の9号酵母(熊本酵母)で醸すという大吟醸のための特上の原材料を使用して造られた日本酒です。

上品で華やかな香りと、洗練された上質な味わいの王道を行く大吟醸酒。高級日本酒を確信するゆるぎない味わいを堪能したい方向けの日本酒です。贈答用にも間違いのない一本です。

・蔵元:㈱本田商店(兵庫県) 公式ページはこちら→
・製品:奥吉川 生酛(おくよかわ・きもと) 純米大吟醸 720ml
・価格:16.200円(税込)購入はこちら→

2-6. 義侠 妙(たへ)

たへ

愛知県の山忠本家酒造が造りだす日本酒「義侠(ぎきょう)」はその少し硬めのネーミングから超辛口系の味わいを思い浮かべる方もいるかもしれません。

義侠が得意とするのは熟成酒で、量より質にこだわり全ての酒を純米仕込みで醸しています。義侠に純米ファンが多いのもそんな理由から。

「義侠 妙(たへ)」の驚くべきところは磨き30%で酒米の70%を削り取り醸したうえで、最後の搾りの工程で一番初めに出てくる日本酒と、最後に絞り切る時に出てくる日本酒は、あえて使わず中間で出てくる綺麗な日本酒のみを使う「中取り」という手法で集めた純米大吟醸を5年熟成させ、ブレンド調整して出荷する大変、手の込んだ日本酒です。

熟成酒ならではの甘いバニラ系の香りと米の旨味がまろやかに溶け合った年月を経たとろんとした口当たりが特徴です。熟成酒でも5年物なので古酒に入りフレッシュタイプの爽やかな日本酒が好きという方には少々重たい印象かもしれない。

・蔵元:山忠本家酒造㈱(愛知県)
・製品:義侠 妙(たへ) 720ml
・価格:12.960円(税込)購入はこちら→

3. 大切な記念日に大切な人と飲みたい一本|2万円~

3-1. 楯野川 純米大吟醸 極限 超限定品 21.600円

楯野川

楯野川シリーズ最高峰の高級酒である「楯野川 純米大吟醸 極限 超限定品」は精米歩合が8%と酒米のほとんどの部分を削り取りわずかに残った8%の酒米で醸し出す究極の日本酒と言えます。

酒米である山田錦を丁寧に1ヶ月かけて磨き上げるという丹念な作業を経たのち出来上がった日本酒は更に3年間の氷温貯蔵で熟成させてから出荷という気の遠くなるような工程を経て醸し出される日本酒のお味はどれをとっても申し分がないくらい整った味わい。

吟醸酒に最高な1801号酵母で造られた甘いフルーティーな香りと共に高い精米歩合による繊細なきめ細やかな舌触りに加え熟成による味の膨らみと喉を通ってからも口の中に続く甘味の余韻は名前の通り「極限」のお味としか言いようがないくらいです。

大切などなたかとゆっくりと語らいながら飲んでみたいそんな気にさせてくれる一本です。

・蔵元:楯の川酒造㈱(山形県) 公式ページはこちら→
・製品:楯野川 純米大吟醸 極限 超限定品  720ml
・価格:21.600円(税込)購入はこちら→

3-2. 梵 樫樽10年超熟酒 天使のめざめ 20.572

梵

IWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)2013年にゴールドメダルを受賞した冠付きの日本酒です。テレビでも紹介されたことがありますのでご存知の方も多いかもしれません。

樫樽で10年間氷温熟成させた熟成酒になります。ですから貴重な日本酒ということも言えます。

熟成された古酒のためかほんの少しスパイシーな味わいを感じる、甘味もありますがただ甘味を感じるのではなく古酒らしい重みのある味わいが特徴です。

万人向けとは言い切れませんが日本酒マニアで高級な少し目先の変わった珍しい日本酒が飲みたいという方向けにおすすめの日本酒です。

・蔵元:加藤吉平商店(福井県) 公式ページはこちら→
・製品:梵 樫樽10年超熟酒 天使のめざめ 500ml
・価格:20.572円(税込)購入はこちら→

3-3. 寫楽 純米大吟醸 極上一割八分 21.600円

しゃらく

香りと甘味のバランスが絶妙なのが「寫楽」の日本酒の特徴です。特に上品な甘みと程よい酸味は女性ファンも多く日本酒の入門酒として購入する人も多いのが特徴です。

その宮泉銘醸の「寫楽」の最高峰がご紹介する「冩樂 純米大吟醸 極上一割八分」です。

一割八分とは、どういうことかというと酒米の82%を削り取りわずか残りの18%の酒米で日本酒を醸し出すという造りです。半分以上米をそぎ落とした究極の磨きといっても過言ではないでしょう。

もちろんそれゆえの華やかな香り、米の旨味、甘味の加減は他を寄せ付けないほどの品の良さがあり圧巻です。

・蔵元:宮泉銘醸㈱(福島県) 公式ページはこちら→
・製品:冩樂 純米大吟醸 極上一割八分 720ml
・価格:21.600円(税込)購入はこちら→

3-4. 作 智(さとり) 純米大吟醸 滴取り(しずくどり) 21.600

さとり

華やかさあふれる吟醸香と品を感じる優しい甘みが特徴といえる「作」は、通常ラインのお酒はコストパフォーマンスもとても良く日常使いにもってこいの日本酒です。

その清水祥三郎商店の最高上位に位置する日本酒がご紹介の「作 智(さとり) 純米大吟醸 滴取り(しずくどり)」になります。

精米歩合40%の山田錦を低温でゆっくりと時間をかけながら醸し、高級な日本酒に飲み行われる製法の「滴取り」又は「袋搾り(ふくろしぼり)」ともいう。で漉した澄んだきれいな日本酒が「作 智(さとり)」になります。

2016年5月、「G7伊勢志摩サミット2016」での昼食の乾杯酒として「作 智(さとり) 純米大吟醸 滴取り」が提供された事は有名で、海外にもその評価が高い日本酒です。

・蔵元:清水清三郎商店(三重県) 公式ページはこちら→
・製品:作 智 純米大吟醸 滴取り 720ml
・価格:21.600円(税込)購入はこちら→

3-5. 香月 古今 21.600円

香月

アルプス山脈に囲まれた土地で水質にも恵まれ美山錦という酒造好適米もある酒造りに恵まれた土地柄の長野県松本で日本酒造りを行っているのが大信州酒造になります。

その大信州からご紹介は「香月 古今」になります。「斗瓶囲い(どびんかこい)」の製法で2013年に造られた鑑評会用の出品作で金賞を受賞した冠付きの日本酒になります。

造りたての日本酒を搾る際にゆっくりと時間をかけて自然に滴るのを待つ搾り方のことを「斗瓶囲い(どびんかこい)」といったり「袋搾り(ふくろしぼり)」といったりします。手作業で行うこの製法は大変時間がかかりますがその分、濁りのない澄んだきれいな酒質の日本酒ができるのです。

もともと鑑評会用に造られたお酒だけに大量生産はしておらず100本の限定で販売されており、手に入れられるのならとてもラッキーということになります。

例えば2013年に何か記念日があるかたなら思い出をたどりながら味わってみるなんていう飲み方も素敵かもしれません。

・蔵元:大信州酒造㈱(長野県) 公式ページはこちら→
・製品:香月 古今  720ml
・価格:21.600円(税込)購入はこちら→

4. 思い切り奮発し一度は飲んでみたい高級な一本|3万円以上

4-1. 農口尚彦研究所 NOGUCHI NAOHIKO 01  37.800円

農口尚彦

「酒造りの神様」の異名を持つ農口尚彦氏の70年の酒造りの集大成として造り上げた限定の逸品です。

農口氏は、「菊姫」で有名な菊姫合資会社の杜氏として杜氏人生を歩みだし「菊姫大吟醸」をJALファーストクラス搭載酒にまで押し上げた立役者でもあります。

その後、鹿野酒造の杜氏として迎えられ「常きげん」の山廃造りの酒質向上に努めた功績がたたえられ2006年には「現代の名工」に認定された、日本酒の世界の人間なら知らない人はいない名士です。

山廃造りを愛してやまない野口氏が醸す通常ラインの日本酒もやはり山廃造りなのですが、あの独特の飲みづらさは全く感じさせず、生酒だけれどしっとりと落ち着いた味わいと少しだけ舌に残る山廃の酸がたつあの感じがたまらなく魅力的な日本酒が多いです。

こちらの限定酒は造り上げたいくつかのロットの中から彼自らが再度、選りすぐり更に一年熟成管理を行ってできあがった珠玉の一本です。

毎回、飲むことはできないけれど日本酒造りの名士が醸す最高の日本酒であれば一度くらいは奮発して飲んでおいても後悔はしないのではないでしょうか。

・蔵元:㈱農口尚彦研究所(石川県) 公式ページはこちら→
・製品:農口尚彦研究所 NOGUCHI NAOHIKO 01 770ml
・価格:37.800円(税込)購入はこちら→

4-2. 獺祭(だっさい) 磨きその先へ 二割三分セット 37.800

獺祭

獺祭といえば酒米の米磨きで右に出るものがいないくらい素晴らしい磨きの技術が光る蔵元です。近頃では獺祭の高精白を上回る磨き込んだ酒を販売する蔵が増えてきました。

高精白を踏まえたうえで更なる高みを目指す酒として「磨きその先へ」は考えられたというのが旭酒造社長のコメント。

「獺祭二割三分」が高精白で香り高く口当たりのまろやかな柔らかい甘みの高級酒だとすると「磨きその先へ」はどんな味わいの日本酒になるのだろう、そしてこのお酒は原材料が山田錦ということ以外非公開で造られています。

その違いは自分の舌で確かめてみるのが楽しい。二割三分とセットで購入し飲み比べるとその違いが判るということでセット購入がおすすめです。

・蔵元:旭酒造㈱(山口県) 公式ページはこちら→
・製品:獺祭(だっさい) 磨きその先へ 二割三分セット 720ml×2
・価格:37.800円(税込)購入はこちら→

4-3. NIIZAWA KIZASHI 43.200円・NIIZAWA 64.800円

NIIZAWA

「愛宕の松」や「伯楽星」でお馴染みの新澤酒造がシリーズで販売している高級酒が「 NIIZAWA KIZASHI 純米大吟醸 」と「NIIZAWA 純米大吟醸 」になります。

世界最高精米、350時間かけ7%精米を実現し醸された最高級品が「NIIZAWA KIZASHI」「NIIZAWA」地元宮城県産の「蔵の華」を使用。この蔵の米の糖度は4度前後あり米の甘味を存分に堪能できるのも魅力です。

大吟醸ではありますがあえて派手な吟醸香を使用せず米本来のナチュラルな香りを大切に造られており究極の食中酒としてゆるぎない人気を誇る同蔵の「伯楽星」同様爽やかなフレッシュ感を残す酒造りはこのシリーズにも生化されています。

大吟醸でも食中酒として存分にそしてかなり贅沢に楽しめる一本となっています。また、毎年ビンテージで有名アティスとのコラボレーションによるコレクションラベルを付けての販売です。

2018年は「NIIZAWA 純米大吟醸」では横尾忠則氏が「NIIZAWA KIZASH純米大吟醸」では宮永愛子氏の作品を使用しています。

日本酒そのものはもちろんですが、コレクターならラベルコレクションもしたくなるようなとてもおしゃれな日本酒です。

・蔵元:㈱新澤醸造店(宮城県)蔵元紹介ページはこちら→
・製品:NIIZAWA 純米大吟醸 720ml 価格:64.8000円(税込)
・製品:NIIZAWA KIZASH 純米大吟醸 720ml 価格:43.200円(税込)
・購入はこちら→

まとめ

日本酒

ここまで、一度は飲みたい高級な日本酒ということでお話しして参りました。

値段の高さは、その日本酒を造る工程においてどれだけ手間と時間をかけ丁寧に造り上げられてきたのかということに比例する。

そんな日本酒造りの少し深いところまでご理解いただけたのではないかと思います。手頃な価格帯の日本酒を常備酒としてキープしつつ、特別な日や大切な日にはいつもと少し違うスペシャルな日本酒を味わってみるというのもまた、日本酒の楽しみの1つなのではないでしょうか。